エウロパの海、より。

「エウロパの海」の更新報告とか、活動報告とか、思考メモとか。

【テキレボ6】エウロパの海 頒布物案内

10/28、東京で開催されるText-Revolutions6に委託参加します。「委託-11」です。
文フリ大阪と同じラインナップなのですが、なんと全て首都圏では初頒布です。
首都圏の皆様はじめまして「エウロパの海」です!
そういうわけなので、そもそもお前は誰だ、何なんだ、そもそもエウロパってどこだ、
みたいな皆様向けのユルいお品書きをお送りします。エウロパ木星の衛星です。
遠路はるばる魂飛ばしますのでよろしくお願いします。


なお、普通のお品書きとか試し読みは、公式カタログをご確認ください。

エウロパの海@第6回 Text-Revolutions委託-11 - Plag!

 ではゆるゆる行ってみます。

 

ペルセウスの旅人』文庫/176ページ/600円

「ペルセウスの旅人」エウロパの海@第6回 Text-Revolutions - Plag!

世界観ゆるふわな感じでお届けする、星から星への旅のお話。
旅人とともに遠い旅をしてもいいと思いますし、
彼らが出会う人々の中に、ご自身を探してくださってもいいと思います。
短編集であり、全体でひとつの物語でもあります。
一気に読んでも、一つずつ時間をかけて読んでもいいと思います。

なお、宇宙遊泳MAPに参加させていただきます!

 

『弓と空』B6/284ページ/900円

「弓と空」エウロパの海@第6回 Text-Revolutions - Plag!

一見するとシンプルな表紙なのですが、触ると植物のレリーフが…!みたいな、
触れて感じる装丁を激推ししたい本。
中身は、どうしようもない孤独と乾きと凍える心臓を胸に抱えて地球を半周するだけのSF小説です。

わりとがっつりSFなので、今回の頒布物の中では読む人を選ぶ方かもしれません。
と今頃になって不安になっているシーチキンですが、
逆に言うと、「本格SFです!」って胸張って言いたい感じの作品になってます。

そんなこんなで、シーチキンなので試し読み40ページぶん用意しました(カタログからどうぞ)。

(もともと公募原稿だった背景があり、『星の指先』からかなり文章を切り出していますが、
 『星の指先』をお読みの方は、別の人たちの別のお話として読んでいただければと思います。)

 

『フリンジラ・モンテ・フリンジラ』B6/56ページ/300円

「フリンジラ・モンテ・フリンジラ」エウロパの海@第6回 Text-Revolutions - Plag!

分厚い本はちょっと…という方でも、ぺらっと読める感じの薄い本がこちら。
嫌なことがあったり疲れた日なんかに、「いやもうだめ今日は寝る…」と寝床にごろんと横になってから、ふらっと手にとってお読みください。なんか、そんな本です。

カラスが普通にしゃべるし、女装少年が裸足で駆け回ってるし、色々とニッチな要素を盛りすぎの感もありつつ、全体としては静かなお話になっております。

なお、ずっと気になっていた鳥散歩に参加させていただきます!

 


『夜さりどきの化石たち』B6/50ページ/300円

「夜さりどきの化石たち」エウロパの海@第6回 Text-Revolutions - Plag!

"雪の夜は、太古の深海に繋がっている。"
みたいなゆるふわ幻想小説っぽい感じの薄い本。
雪、夜、深海、化石、という好きなものをくっつけただけの小説ではないかという説もあり、
学会でも定説となりつつあります。

主人公のヨサリとユウは、この本を出したあとも、ペーパーやアンソロジーのお話にお出掛けしており、
本書をお読みでない方も、どこかで彼らとお会いしているかもしれません。


以上、4冊です。よろしければ、お手にとってご覧ください。
また、気になることがありましたら、お気軽にリプ飛ばしてください。