【文フリ大阪】エウロパの海 頒布物案内
9/18(月)の「文学フリマ大阪」に出展します。
D22「エウロパの海」です。どうぞよろしくお願いします。天候が心配ですが人事は尽くす。
かちっとした紹介や試し読みはWEBカタログにあるのですが、「それより手っ取り早くどうなのよ」「ぶっちゃけ何から読めばいいのか分からない」「多少興味がなくもないけど、だいたいその程度」という皆様に、適当に流し読みしていただけるお品書きを目指す試み。
どこに向かうのか分からないけどとりあえず書くよ。
なお、かちっとした紹介や、試し読みは、WEBカタログからどうぞ。
エウロパの海@第五回文学フリマ大阪D-22 - 文学フリマWebカタログ+エントリー
『弓と空』B6/284ページ/900円
「弓と空」エウロパの海@第五回文学フリマ大阪 - 文学フリマWebカタログ+エントリー
新刊です! 文フリ大阪が初頒布となります。
どうしようもない孤独と乾きと凍える心臓を胸に抱えて地球を半周するだけのSF小説。
わりとがっつりSFなので、今回の頒布物の中では読む人を選ぶ方では...?
と今頃になって不安になっているシーチキンですが、逆に言うと、「本格SFです!」って胸張って言いたい感じの作品になってます。
なお、よく見たら冒頭からBL事後だわ、自傷やら何やら色々あるわで、
注意書きするか悩んだんですけど、書く方がおかしいような気がしたので結局何も書いていません。
というわけで、シーチキンなので試し読み40ページぶん用意しました(カタログからどぞー)。
あと、装丁が(いろんな意味で)やばいので、ぜひ触ってお確かめください。
物語と読者を繋ぐものが装丁では、という想いから、そんな感じの装丁になっております。
『ペルセウスの旅人』文庫/176ページ/600円
「ペルセウスの旅人」エウロパの海@第五回文学フリマ大阪 - 文学フリマWebカタログ+エントリー
先月発行したばかりの新刊で、短編集です。
星を渡り、言葉と想いを運ぶ旅人たちの物語。
世界観ゆるふわな感じでお届けする、天体旅行のお話。
旅人とともに遠い旅をしてもいいと思いますし、
彼らが出会う人々の中に、ご自身を探してくださってもいいと思います。
ところでこれ、あっちこっちで書いた別々の物語をがっちゃんこしたんですが、
繋がっている人やエピソードがあちこちにありますので、よかったら探してみてください。
作者も「繋がってたのかそこ」ってなったとこがわりとあります。
『フリンジラ・モンテ・フリンジラ』B6/56ページ/300円
「フリンジラ・モンテ・フリンジラ」エウロパの海@第五回文学フリマ大阪 - 文学フリマWebカタログ+エントリー
さらっと読める現代ものから入りたいという方にはこちら。
って書こうと思ったんですけど(もう書いたけど)、よく考えたらこれ、カラスが普通にしゃべるし、女装少年が裸足で駆け回ってるし、色々とニッチな要素を盛りすぎの感もありつつ、全体としては静かなお話になっております。
疲れているときに読む本としておすすめしたいですが、効果には個人差があります。
『夜さりどきの化石たち』B6/50ページ/300円
「夜さりどきの化石たち」エウロパの海@第五回文学フリマ大阪 - 文学フリマWebカタログ+エントリー
"雪の夜は、太古の深海に繋がっている。"
みたいなゆるふわ幻想小説っぽい感じの薄い本。
雪、夜、深海、化石、という好きなものをくっつけただけの小説ではないかという説もあり、学会でも定説となりつつあります。
主人公のヨサリとユウは、この本を出したあとも、ペーパーやアンソロジーのお話にお出掛けしており、本書をお読みでない方も、どこかで彼らとお会いしているかもしれません。
以上、4冊です。気になるものがありましたら、ぜひお手に取っていただければと思います。
こんな方にはこれがオススメ、みたいなの作ろうと思ったんですが挫折したので、気になることがございましたらお気軽にお尋ねください。