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エウロパの海、より。

「エウロパの海」の更新報告とか、活動報告とか、思考メモとか。

【定期報告】イベント/WEB小説/通販のこと。

お休みとお引越しについて

関西コミティアですが、諸事情ありまして、
どうにも参加できそうにないため、欠席とさせていただきます。
(空きスペースとなってしまって大変心苦しい...)

オフライン活動予定は、そういうわけでちょっと組み直し中です。


で、その代わりというわけでもないのですが、
ずっとほったらかしになっていた、小説のお引越しをしております。

ひとまず、「小説家になろう」と「Pixiv」に置いてある長めのお話を、
すべて「カクヨム」に移す作業中です。
のろのろやってます。

そのひとつめとして『アルカリと皮膚』を5つめのお話までお引越ししました。
これを含め、片平(蛹)を主人公とするお話はわりと読む人を選ぶと思うのですが、
よろしければお付き合いください。

kakuyomu.jp

このあと、『1/fの呼吸』、『硝子雪は夜の底』(いずれも改題予定)をお引越し予定です。
どれもかなり昔書いたものなので、多少手を入れたい気持ちもあり、
時間はかかるような気もしつつ。

 

通販再開しております

昨年、文学フリマ大阪にて出した『フリンジラ・モンテ・フリンジラ』ですが、
ようやく増刷しましたので、BOOTHに入荷しました。
ほかの既刊も引き続き通販やっています。
よろしければ、のぞいてみてください。

europa.booth.pm

イベント予定とか新刊予定とか

土には雨を、夜には言葉を。
その一瞬に呼吸するものたちへ。

というのを、今年のキャッチコピーにすることにしました。
前回の記事で「なんか土臭さみたいなのが欲しい」的なことをほざいていたんですが、
上のような感じに収まりました。

 >前回記事:小林多喜二を読んだ話(活動再開のお知らせに代えて) - エウロパの海、より。

 

先日、「プリミティブ」という便利な言葉を教えてもらったんですが、
「それ、私が表現したいのはそれ」と思う一方で、別の言葉で言い表そうと思うと難しくて、やっぱり「土臭さ」とか「生命っぽさ」みたいなおかしな表現になってしまい、だから物語が必要なんだな、と謎の再確認も行われたみたいです。脳内で。なんかそういうものが書きたいぞ、と。


そんな感じで今後の予定とか。

 

イベント参加予定と新刊予定

まだスペース確保できたか分からないのですが、
ひとまず、5/14関西コミティア9/18文学フリマ大阪、申し込みました。

関西コミティアで出したい(まだ弱気)新刊についてなんですが。
過去にTwitterでやっていた掌編企画「天体お題シリーズ」と、
本で出した「Milkomeda」、それから関連する短編をまとめた本を出すつもりです。
星と夜を渡り旅する"ローレン"と"ユーサリ"、ふたりの青年の物語です。

書いた当時は、個々に独立した作品であり、ほかの作品を知らないと分からない、ということはないようにしていたのですが、一方で、こっそりと互いに繋がりを持たせて書いていたものなので、いつかこういう風にまとめて読んでいただける形にしたいと思っていました。
全部はじめてという方も、どれかひとつ読んだことがあるという方も、どれも知っているという方も(いるのか...)、楽しんでいただけるものになれば、と思います。
無事に出ると...いいな...。

 

最後に、お話をひとつ。

ブランペイン彗星の足跡 - text: 根が開く頃

毎年この時期にぴょいっと書いてるやつです。
もし興味ありましたら。

小林多喜二を読んだ話(活動再開のお知らせに代えて)

だいたい冬の間は、作品を発表せずに潜っていて、
春になるともぞもぞ這い出すんですけど、今年もそろそろ。もぞもぞと。

正直この冬はロクなものが書けなくて、多少投げやりな気分で春を迎えつつあるんですが、一方でインプットの方では色々出会いがあったなあ、とか、そんな話です。

 

端的に言うと、年末くらいから唐突に小林多喜二にドハマりしておりました。経緯はあとで腐りながら話しますが、これまで積極的に避けていた作家です。プロレタリア文学というものに正直偏見があったというか。左方向の方々については、学生時代の個人的なみみっちい恨み言とかがありましてまあそれはいいんですが。

プロレタリア、という言葉を意図的に忘れて読んでみたら、私が求める北国の風景がそのままそこにあってビックリしたのでその話をしたいんだ...。

これまで多喜二は「蟹工船」で終わっていたんですけど(それも途中で飽きてやめてたんですけど)、「不在地主」「防雪林」あたりに手を出してみたら、北海道の自然描写が圧巻で、思いっきり打ちのめされたのでした。

たぶん「土臭さ」みたいなもの。雪の下に土があり、見えなくとも匂いがする。そういう感覚に、見たいと思っていた景色を見せてもらったような気がしました。

北国、という言葉から連想される光景の中で、冷たく空気が澄んで星が綺麗に見えてどこまでも真っ白で静か、というだけでは物足りない何か。人間にはどうにも出来ないもの、人間ではないものの息遣い。

北海道の厳しい自然と、そこで生きている貧しい人に対する深い愛情が感じられて、素直に胸を打たれるんですけど、今までそういう風に読もうとしたことはなかったなあ、と、「プロレタリア」という言葉のややこしさに、ちゃぶ台返したくもなったのでした。いいものを見た...。

 

で。

ここまで活動再開のご挨拶にかすってもいないんですが、今年も活動再開します。
今年のキャッチコピーはまだ考えてるんですけど、
何かしら、上記のあれこれを踏まえた感じのにしたいような。土臭さ。みたいなの。

今年も色々やりたいことが沢山あり、
ひとまず、5月の関西コミティアに新刊を、と、思っていたり、
その間にコマゴマしたものを何か出せたら、とも。
今年もまた、よろしくお願いします。

 

以下蛇足。

ところで、現在プレイ中のDMMのゲーム「文豪とアルケミスト」なんですが。
当初は織田作ちゃんや中島敦(もともと好きな人たち)を一通り愛でたあとは「もうやることないな」と思っていたんですが、ノーマークだった多喜二があまりにも大好きな感じの男子で、「こんな子いたんだ」くらいのアレから素直にハマった結果が上記になります。

いや、でも、調べれば調べるほど、生前の多喜二が愉快なお兄さんで、私がハマった文アルの多喜二からは離れていくんですけど、それはそれで「あ、この間に色々あったんだな」という適当な妄想を捏造できるのでいいんじゃないでしょうか。志賀直哉との繋がりとか全く知らなかったので(そもそも多喜二に興味なかったので)、新たな萌えを発見した気分ですが、萌えと呼ぶにはあまりにも激重すぎて、「尊い…」とため息をつく日々を送っております。
この辺についてはそのうちまた語っていると思う。

【テキスト】今年の読書ダイジェスト2016

時系列に沿って今年の読書を振り返るアレ。


今年は、アグレッシブに新しい本を探し回った記憶はあまりなくて、どちらかというと、今必要としている本を本棚から引っ張り出すことが多かったような気がします。

過去に読んだ本に助けられた1年と言ってもいい。読書はそれ自体がひとつの経験だな。などといきなりまとめに入ったけど、これからだから。まだ始まってないから。ではどうぞ。


『悪霊』(ドストエフスキー/江川卓訳)

前年秋から続く"ひとりドストエフスキー祭"ですが、冬が終わる頃まで続いておりました。この時期、仕事が忙しすぎて「ロシアに逃亡したい」とか言ってた。なお、CP的にはシャートフくん×スタヴローギンを推しております。「尊い」という言葉がここまで似合うCPもなかなかない…などと...1つめから何言ってんだろうな...。

 

中島敦(『山月記』『かめれおん日記』『光と風と夢』)
辛くなったら中島敦を読もう。
つまり色々辛かったんだな。春先のことでした。まあ色々ありました。まだ色々あるし、最近もたまに読み返しています。『山月記』は、ささやかな、ほんとうにささやかな勇気のお話です。『かめれおん日記』は、立ち止まったときに隣に居てくれるお話です。『光と風と夢』は、迷いを振り切るためのお話です。もう10年以上の付き合いです。これからもよろしくな。



文豪ストレイドッグス』(春河35/朝霧カフカ
色々あったのが一段落し、稼働調整(残業し過ぎてサブロクに引っ掛かった)という名目でネカフェでサボってたとき読んだもの。さらっと読んで「けっ」ってやるつもりが、なぜか今年のベストオブ沼だった。あとは、現状ご覧のとおりです。現場からは以上です。



安西冬衛
ふと目に留まって興味を持ったものの、現在、全集から何から絶版となっている詩人。萩原朔太郎に評価され世に出たという経緯には、読めば何となく納得する感じの、なんかそういう詩。近所の図書館に全集があった。基本的に本は手元に置きたい派ですが、こういうとき図書館ありがたい。


 

『生命誕生 地球史から読み解く新しい生命像 』(中沢弘基)
生命の起源を、生命の外側、つまり地質や海、大陸移動説やエントロピーなどまでひっくるめて考えたら、新しい生命史が見えるんじゃない?という本。その視点はなかった、の連続で、読み物としてとても面白かった。


 

リリーのすべて』(デイヴィッド・エバーショフ)
「在りたい自分でいさせてくれる」というのは最上の愛情だろう、というのに尽きる。それは許しや受容とは違うし、まして理解とも違う。
ちなみに映画はわりと最近見ました。



『モモ』(ミヒャエル・エンデ
「時間は大切だよ」と言われても「知っとるわっ」なんだけど、「自分の時間は、自分で守らないといけない」という言葉には、何かしら打たれるものが。童話だけれど、昔はいまいち分からなかった気がする。それもまた、童話の役割かもしれない。いつか必要になる時のために記憶の片隅で待っている本が、他にもあるかもしれない。夏に実家で発掘してきた本のうちの一冊。


 

『星は、昴』(谷甲州
私が想像する宇宙など、まだまだ限定的で狭っ苦しい箱庭だな…とほわほわ。どっかで見かけて読みたくなり、まあ谷甲州なら実家にあるだろうと思ったらやっぱりあった。谷甲州はかたいイメージあるんですけど、これは読みやすかったです。



織田作之助

経緯については何も言うまい。ぴょんぴょんした文体がとても読みやすくて、手持ちの文庫で3周くらい読み返していたのでした。あと、「すっからかんでも結構生きていけるもんだな」みたいな気持ちになるのでとてもよい。何がよいのかは分からんけど。
どうでもいいけど、文ストコラボカバーの『天衣無縫』は収録作品のチョイスが「お前の好きなやつ詰めといたから」感すごかったです。ぜんぶ好きなやつだった。ありがとう角川。



『楽園の泉』(アーサー・C・クラーク/山高昭訳)
遥か遠い過去から、まだ見ぬ世界へと続く、その連続性の美しさ。「今、ここ」から地続きの未来に引き込んでいく力こそ、SFの本質だと思わせてくれる。
クラークの描く世界そのものは、必ずしも美しいものではないし、そこに登場する人々は皆素晴らしい人というわけでももちろんなくて、まあわりと普通に好感が持てたり憎たらしかったりするけれども、ただ物語だからこそ美しいのだと思ったりもしたのでした。〆にちょうどいい(ってのもアレだけど)本が最後に来た。よしよし。


 

以上、お付き合いありがとうございました。
この先もよい本と出会えることを祈りまして、ひとまず解散。

【(不)定期報告】委託、通販、サイト更新、二次創作のこと

文フリ大阪、ありがとうございました。もう1か月前なんですけど。

ここが週報から月報になりつつあり、もはやお知らせブログとしてどうなん?状態ですが、まとめてこの1か月を振り返ります。

 

【お知らせ】委託と通販について

文フリ大阪で頒布した新刊『フリンジラ・モンテ・フリンジラ』、

10/30文フリ福岡、い25「常磐屋」様に委託をお願いしております。

九州での頒布機会はあまりありませんので、行かれる方は、ぜひよろしくお願いいたします。

通販につきましては、BOOTHにて、上記10/30文フリ福岡のあと在庫を見て再開します。(既刊は買えます。)

europa.booth.pm

 

サイト更新しました。

ペーパーに掲載した掌編や、タンブラーに放り込んでいた短いお話のうち、時間がたったものをサイトに収蔵しました。

トップページ(エウロパの海)>「短いお話と絵」からご覧いただけます。

 *アイソン彗星の話:http://rosette-nebula.boy.jp/europa/stories/story012.html

 *百武彗星とヘール・ボップ彗星の話:http://rosette-nebula.boy.jp/europa/stories/story013.html

 *銀行強盗について:http://rosette-nebula.boy.jp/europa/stories/story014.html

 *考察:http://rosette-nebula.boy.jp/europa/stories/story015.html

 *白夜:http://rosette-nebula.boy.jp/europa/stories/story016.html

 

ここから下は二次創作の話になりますので、興味ある方のみドウゾ。

 

二次創作の話

文豪ストレイドッグス」で相変わらず何かもぞもぞ書いていました。アニメ2週間遅れで見てるんですけど色々しんどい。

www.pixiv.net

www.pixiv.net

www.pixiv.net

9/18文学フリマ大阪、詳細(ようやく)

一週間前になりまして、ようやくまとめて詳細を告知します。
昨日は、なんていうか、途中でめんどくさくなったんだ…。

あらためまして、第四回文学フリマ大阪、D21「エウロパの海」にてお待ちしています。

まだまだ暑い日が続いておりますが、
木星第二衛星、その氷に覆われた冷たい静寂の海に、お立ち寄りください。


◆新刊が出ます。

「フリンジラ・モンテ・フリンジラ」B6/54P/300円

"ねえ、ひとりで生きていこうなんて、思ってはいけないんだよ。
それは君が思っているよりずっと、簡単なことだから。”

家庭教師の青年と、裸足の少年の1年間のお話。
雪の季節に始まり、草芽吹き、夕立の中を駆け抜け、
そして、季節が巡れば終わっていく物語。

冒頭部分をサンプルとしてご覧いただけます。

ブランペイン彗星の足跡 - 【Sample】フリンジラ・モンテ・フリンジラ

 

◆深海×神話の合同誌「無何有の淵より」に参加させていただいています。

C50「ヨモツヘグイニナ」様にて頒布されます。
参加者として一足お先に中を読ませていただいたのですが、圧倒されるような作品ばかりでなんかもう凄い1冊になっております。ぜひお手に取ってください。
すべての作品の冒頭部分を試し読みできます。

www.pixiv.net

※当スペースで、合同誌が100円引きになる割引券を配布予定です。

 

◆ペーパー「エウロパの海」Vol.5が出ます。

世界の外側の花守のお話です。よろしければ、こちらもお持ち帰りください。

 

 ◆豆本を委託販売します。

風鳴月~かざめいげつ~さまの豆本ストラップをお預かりします。
とても可愛らしい御本ですので、ぜひお手に取ってご覧ください。

 

◆無配本あります。

7/18にありました「尼崎文学だらけ」にて発行した無配本「待ち合わせは、雪の夜に。」
少しですが残部ありますので持っていきます。
よろしければ、お持ち帰りください。

https://twitter.com/k_tsukudani/status/747409314462187520

 

◆既刊「夜さりどきの化石たち」「星の指先」も持っていきます。

こちらも、試し読みできますので、よろしければご覧ください。

>「夜さりどきの化石たち」

ブランペイン彗星の足跡 - 【Sample】夜さりどきの化石たち

>「星の指先」

ブランペイン彗星の足跡 - 【Sample】小説『星の指先』

 

◆(追記)文字スケブやってます。

当日は、いつもどおり「文字スケブ」やってます。
・ノートやスケブなどをお預かりして、200字~300字くらいの短いお話を書かせて頂きます。
・ご依頼の際には、何かお題をください。
・時間帯によりお受けできない場合もありますが、ご了承ください。

 

こんな感じです。
当日は、お声がけいただけるだけでも嬉しいですので、お気軽にお立ち寄りください。

 

【更新連絡】二次創作関係

この記事では文スト二次創作関係だけぽいぽい置いとくので、興味ないよーという方はスルーお願いします。文ストの2つめ以降に投稿したものからもう滞っていたので、まとめて貼ります。相変わらず、怒られたら謝るスタンスで好き放題やっています。

書けば書いたぶんだけこのCPは増えるんだろ...というアレで見境無く書いておりますが、一番上のと最後のがお気に入り。

一番上の「誤答~」は、敦太にハマってひとまずこの子たちどんなCPなのかなーって思いつつ書いたやつです。

最後の「この濡れた肺に~」は、疲れたときに書いた何かそういうアレです。疲れると解剖がどうこう言い出すのが私です。

www.pixiv.net

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